The Trumpet StoreはAR Resonanceのオフィシャルディーラー(正規代理店)です。
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☆AR Resonance の考え方☆
「マウスピースはバックボアで決まる」と言えるほど、バックボアの形状はとても重要です。
ほとんどのマウスピースは楽器に対してアンバランスであり、高音域はぶら下がり、低音域は上ずりやすい設計となっています。
このままで演奏をすると、身体が無理に道具に合わせようとするので、奏者に負担がかかってしまいます。また、音も充分に響かず、暗くなりがちです。
熟練した奏者が初めてAR Resonanceのマウスピースを吹くと、高音域は上ずり、低音域はぶら下がります。これは、しみ込んだ奏法が無意識に働くためであり、AR Resonanceのマウスピースがいかにバランスよく作られているかを証明しています。
最適なバックボアの形状は奏者と使用する楽器によって異なります。
最適なバックプレッシャーにより、奏者がイメージしているサウンドを得ることができます。
これは、今まで気にしていた、リムの形状やカップの深さを忘れられるほどの変化であると気づくはずです。
また、これにより、今まで感じていたリムやカップの形状とは異なった感触を得るでしょう。実は、多くの奏者が、リムやカップにこだわっていますが、このバックボアの形状の違いによって感覚が左右されていることに気づいていない場合が多く、泥沼にはまっています(以前私もそうでした)。
バックボアサイズはLead,XS,S,M,L(クラシックモデルはM,L)、スロートは40と42の中から自身に合ったものを選択することができます。
試すとき、マウスピースが出そうとしている音が何かを探ってみてください。
きっとそれは、あなたにとってストレスフリーな演奏を得させてくれるものになるはずです。
☆標準バックボアとクラシックバックボアの違い☆
標準バックボアに比べてクラシックバックボアはより安定した、よりアタックの明瞭なクリアーサウンドになるように作られています。
各サイズ(S,M,L)の違いは音の広がり具合を表しています。あなたが求めるサウンドに適したバックボアを選んでください。
☆素材の違い☆
マウスピースのトップには6種類の異なる素材があります。
標準の真鍮に対して、
・ブロンズ・・・レスポンスが早く、より安定していて、よく響く。
・スチール(ステンレス)・・・レスポンスが遅く、アーティキュレーションがこもっている。モニター性が悪く、デッド。音の遠達性が高い。JAZZコンボなど小編成・小空間での演奏には向いている。
・チタニウム・・・ひたすら明るい音で最もレスポンスが早い。素材自体がアレルギーフリー。
・水牛の角・・・オーガニックなもので、爪のような材質。レスポンスが早く、明るい。フリューゲルホルンでは深くウッディなサウンドでオススメ。
・ダマスチール・・・スウェーデン製の特許を取った素材で、スチール304と316を組み合わせてできている。前述のスチール製に近いサウンドだが、よりダークで柔らかい音。価格は時価。概ね400~500ユーロ(5~6万円くらい)。
・ニッケル・・・ブロンズに近いレスポンス感で、明るい音色。ブロンズよりもさらに明るく、強い音です。